カテゴリー別アーカイブ: 花粉症

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花粉症とは


花粉症とは

花粉症とは花粉によって引き起こされるアレルギーの総称です。

アレルギーとは、免疫システムが過剰に反応してしまうことで起こる症状。

人には本来、体に害を及ぼす抗体という物質をつくって異物をやっつける免疫システムがあります。

しかし、花粉症の場合、害のないスギやヒノキの花粉を異物として感知してしまうため、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状を引き起こします。



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花粉症と風邪の違い比較表


花粉症と風邪の違い比較表

花粉症 風邪
ない、もしくは微熱 発熱やのどの痛み
目のかゆみ 伴うことが多い ない
鼻水 透明でサラサラ 白色、黄色
くしゃみ 1日に10回以上出る 1日10回未満


花粉症の症状と風邪の初期症状はよく似ているため、初めて発症した場合、風邪と勘違いされることもあります。

花粉症と風邪の違いの大きなポイントは、風邪の場合はひき始めはサラサラの鼻水が出ますが、やがて、白色や黄色のネバネバした鼻水へと変化していきます。

それに対し、花粉症の場合は、いつまでも透明で水っぽいサラサラした鼻水が出ます。

さらに、目のかゆみや炎症、肌のかゆみなどの症状があれば、風邪ではなく、花粉症などのアレルギーの可能性が高いと言えます。



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花粉症の症状の特徴


花粉症の症状の特徴

・1日にくしゃみが10回以上出る

・水のようなサラサラとした鼻水が出る

・強い鼻づまりが突然起きる

・のどの痛みやかゆみ

・乾いた咳が出る

・目のかゆみ、充血

・頭痛、微熱、だるさなどの全身症状

・肌荒れがひどくなる

など・・・



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花粉症発症のメカニズム


花粉症発症のメカニズム

スギ花粉の大きさは直径30マイクロメートル(マイクロメートルは1ミリの1/1000の大きさ)ほどです。

この花粉が目や鼻から入ると、体内には「IgE抗体」という抗体が作られ、目や鼻、口などの粘膜に存在する「肥満細胞」とくっつきます。IgE抗体は花粉にさらされるたびにどんどん作られて体内に蓄積されます。

IgE抗体ができると体内の免疫システムはスギ花粉を攻撃する準備ができたということになります。

本来、害のないスギ花粉に対して、免疫システムが作用してしまうことをアレルギー反応の「感作(かんさ)」といい、いつアレルギー症状が起こってもおかしくない状態に近づいていきます。

この攻撃しなくてもいいはずのスギ花粉のアレルゲンに「感作」されることが花粉症発症ののメカニズムなのです。

今、症状が出ていなくても安心はできません。

いつ体内で感作の状態になるかわからないので、発症していない人もできるだけ花粉と接することを避け、花粉症発症のリスクを減らしましょう。



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花粉の飛散量が多くなる日とは


花粉の飛散量が多くなる日とは

花粉の飛散量は天気によって大きく変わります。

雨が降ると、ビルの壁やアスファルトに花粉が付着して飛散しにくいうえ、スギが花粉を溜めこむので、花粉の量は少なくなります。

雨の翌日天気がいいと、乾燥して壁やアスファルトから舞い上がった花粉と、山間部から飛んでくる花粉とで何倍もの量になるので注意が必要です。

雨の翌日の晴れの日はしっかりと花粉対策をしましょう。



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東京は花粉症に悩む人が多い?


東京は花粉症に悩む人が多い?

スギの花粉は1度飛んでも、通常土に入っていけば吸収されます。

しかし、東京はアスファルトが多いので花粉が土に吸収されず舞い続け、花粉にさらされる時間が長くなってしまいます。

そのため、東京の人は花粉症になりやすく、重症化しやすいのです。



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花粉の飛散時期


花粉の飛散時期

スギ 1月下旬~5月上旬
ヒノキ 3月上旬~5月中旬
ハンノキ 1月中旬~5月初旬
シラカバ 4月上旬~6月上旬
オオアワガエリ 4月下旬~11月状上旬
カモガヤ 4月下旬~11月状上旬
ブタクサ 7月下旬~11月上旬
ヨモギ 7月下旬~11月上旬

日本人の花粉症の7割はスギ花粉です。
スギ林の面積は国土の12%を占めています。


自分が何のアレルギーかを知り花粉が飛ぶ10日前から薬を飲む、あるいは症状が出たらすぐに飲むことで症状を軽減することができます。



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花粉症に似た症状「寒暖差アレルギー」とは


花粉症に似た症状
寒暖差アレルギー


目のかゆみがなく、くしゃみ、鼻水の症状がある場合は、寒暖差アレルギーの可能性があります。

寒暖差アレルギーとは、急激な温度差によって鼻粘膜の血管が拡張、または収縮することによって、鼻水、鼻づまりなどの花粉症に似た症状をおこすこと。

原因はアレルギーではなく、自律神経の乱れによるものです。

人の体は温度に合わせて、体の機能を調整していますが、温度差が大きくなると、この機能がうまく働かなってしまい自律神経が乱れます。

対策としては、足や首を冷やさない、マスクをするなどして寒暖差を作らないようにすることです。



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花粉症の症状を抑えるレーザー療法


レーザー療法

花粉症によるくしゃみ、鼻水などの症状が重い場合はレーザー療法があります。

レーザー治療は病気そのものを治すのではなく、あらわる症状を押さえるための対症治療です。

鼻の粘膜を焼き固めることで、花粉に反応する細胞の働きを弱めようというものです。

術後、多少の炎症は起こるが、7割ほどの人がくしゃみや鼻づまりが解消されています。

ただし、鼻の粘膜は再生する為、早い人では1、2か月、遅くても3年で再発することが多いといわれています。

また、シーズン中の施術はできません。



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最新花粉症治療法・舌下免疫療法とは


最新花粉症治療法
舌下免疫療法とは


舌下免疫療法の治療法は、花粉のエキス1ccを舌の下に落として2分間口を開けっ放しにします。

その後エキスをごくんと飲み込みます。

花粉のエキスの量は2週間を単位にだんだん増やしていきます。

原理はあえて花粉アレルギーを体の中に入れて、花粉の交代を作って免疫機能を高めようというものです。

1986年にヨーロッパで始められた治療法です。

それまでは、皮下注射で花粉エキスを投与していたが、副作用が多く通院しなければ受けることができませんでした。

注射に比べて、痛みがなく、家庭でもでき、通院の回数も減らせるのがメリットです。

舌下免疫療法は2014年1月17日にに製造承認が下り、2014年春以降に保険適用となります。

認可前は1か月約1万円でしたが、認可後1か月3000円ほどになる予定だそうです。

春の花粉に備えるには、11月までに来年の花粉対策として開始することが望ましいです。