カテゴリー別アーカイブ: 熱中症

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熱中症を予防する上手な水分の摂り方


熱中症を予防する上手な水分の摂り方
熱中症予防の一番ポイントとなるのが水分補給です。

のどの渇きを感じた時には、体はすでに軽い脱水症状になっていることがあります。

暑い日は、渇きを自覚する前に、朝・昼・晩の食事の時と10時、3時、寝る前など時間を決めて、意識的に水分補給をしましょう。


外出時の水分補給
外出する時は水分をとってから出掛けましょう。

いつでも飲めるように、水筒やペットボトルを持って出かけ、汗が出たら少しずつ飲みましょう。

普段からスポーツドリンクばかり飲むとエネルギーの摂り過ぎになるから注意しましょう。

水や麦茶がおすすめです。


アルコールやカフェインを含む飲み物では水分補給に向いていない
ビールやワインなどのお酒や、コーヒー、緑茶などカフェインを含む飲み物は、利尿作用があるため、すぐに尿となって排泄されてしまうので水分補給には向いていません。

逆に脱水症状を強めてしまうことも。


大量の汗をかいた後は塩分も補給
運動後など大量に汗をかいた後は、水分とともに適度な塩分を補給が必要です。

体に吸収されやすい電解質を含むスポーツドリンクは水分と塩分を同時に補うことができます。



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熱射病とは、熱射病の症状、応急処置


熱射病とは?
熱疲労を放置したり、適切な処置をしないと、より重い熱射病になります。

熱射病は高熱により体温調整機能がきかなくなった状態です。

体温調整機能が破綻しているため、体温は40℃以上になっているのに汗をかきません。

熱疲労の症状に、意識障害や過呼吸などがあらわれます。

さらに悪化すると体内の血液が固まり、脳、肺、肝臓、腎臓など全身の臓器に障害が起きて多臓器不全となり、死亡に至る危険性が出てきます。


熱射病の症状の特徴
・体温が高い(40℃以上)
・汗をかいていない
・意識がない
・過呼吸
・全身のけいれん
・呼びかけに反応しない
・まっすぐ歩けない
・皮膚が赤い
・皮膚が乾燥している
・脈がゆっくり、血圧が低い
・嘔吐、下痢


熱射病の応急処置
ただちに救急車を呼びましょう。

涼しい日陰や冷房の効いた室内に移動させて、衣服をゆるめ、氷で体全体、または脇や足の付け根や首を冷やします。

うちわや扇風機で風を送って体を冷やします。

できるだけ早く体を冷やすことが救命につながります。



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熱疲労とは、熱疲労の症状、応急処置


熱疲労とは
熱疲労は、名前のとおり、暑さにより疲れた状態になること。

熱失神、熱けいれんより重症です。

大量の汗をかいたときに水分や塩分の補給が追いつかないと、めまい、立ちくらみ、脱力、疲労、頭痛、目のかすみ、筋肉の痛み、吐き気、嘔吐、湿疹などの症状がいくつかあらわれます。

体内の水分や塩分が失われ、血の巡りが悪くなったり、血液量が減って血圧が低くなることが原因です。

体調不良時の外出で引き起こしやすいので注意が必要です。


熱疲労の症状の特徴
・体温が高い(40℃未満)
・頭がズキズキ痛む
・体がだるい
・判断力、集中力が低下する
・呼吸が早い、脈がゆっくり
・血圧が少し下がっている
・吐き気、嘔吐、めまい
・痛みを伴う筋肉のけいれん
・脱力感
・興奮状態
・意識状態が悪い


もし熱疲労になったら
まず、意識や呼吸を確認します。

意識を失っていたり、言動がおかしい場合はすぐに救急車を呼んでください。

意識や呼吸が確認できたら、体温を下げるために体を冷やしてあげましょう。

食塩水やスポーツドリンクなど飲める状態なら、飲ませてあげて水分と塩分の補給をしましょう。

しばらく休んで回復したと思っても、その日は安静にして、病院に行って診察を受けてください



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熱けいれんとは、熱けいれんの症状、応急処置


熱けいれんとは
汗には水分だけでなく塩分も含まれています。

大量に汗をかいた時、水だけを補給していると、体内の塩分が不足します。

血液の塩分濃度が下がると、頭痛、吐き気、嘔吐、腹痛の症状があり、足や腕、腹部の筋肉に痛みをともなったけいれんが起こります。

けいれんは数分で治まる場合もあれば数時間続くこともあります。


熱けいれんの症状
・筋肉痛
・手足がつる
・筋肉がけいれんする


熱けいれんの応急処置
塩分と水分の補給が必要です。

スポーツドリンク、または水1ℓに塩9gを入れ、吸収率アップのために少し砂糖を加えた飲み物などをゆっくり飲ませてあげれば通常は回復します。

けいれんが起きている部分は軽くマッサージしたり、筋肉を伸ばしたりします。

運動中に足がつったり、けいれんすることはよくありますが、暑い日は熱けいれんの可能性もうたがってみましょう。



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熱失神とは、熱失神の症状、応急処置


熱失神とは

気温、湿度が高いところで長時間活動すると、体温を下げるために、大量に汗をかいて脱水症状をおこしたり、皮膚の血管が拡張して血液が体の表面に集まってきます。

それが原因で血圧が低下し、脳へ送られる血液量が不足するために、めまいや立ちくらみ、湿疹、頭痛やはきけなどが起こります


熱失神の症状の特徴

・めまい
・数秒間の失神
・呼吸が早くなる
・顔色が悪い
・血圧が下がる
・脱水症状が起こる


熱失神の応急処置

涼しい場所に運び、衣服をゆるめ、回復して水分が摂れそうなら、少しずつ飲ませてあげてください。

水分を自分でとれない場合や、意識障害があるならすぐに救急車を呼びましょう。



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5月、6月も熱中症に注意しよう!


5月、6月でも熱中症になることがあるのはなぜ?

熱中症の発症が多いのは、気温の急激な上昇がみられた時です。

熱中症といえば、猛暑日に起こるというイメージですが、そうとも限りません。

5月や6月ごろ、前日に比べて気温が10℃近く上昇することがあります。

暑いと感じても、35℃前後の猛暑日に比べたら、それほど高くはありません。

しかし、暑さに慣れていない体には、急な温度上昇についていけず、大きな負担がかかり、熱中症になってしまうことがあります。

同じ25℃だとしても、それまで気温がそれほど高くなかった5月なら暑いと感じ、暑さに慣れた8月には涼しいと感じるのです。


なので、暑さが本格的になる前の季節は、急な気温の変化に注意が必要です。

天気予報を見て、予想気温が前日よりも5℃以上高かったら、熱中症になる可能性があります。

気温が25℃なので、それほど暑くはないなど数字だけで判断せず、「暑い」と感じたら、水分を意識して摂るようにしたり、休憩を多く摂るなど熱中症の対策をしましょう。



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熱中症のレベル別症状



熱中症のレベル別症状

重症度Ⅰ
熱失神、熱けいれん

・体温は平熱~38℃未満
・大量の発汗
・のどの異常な渇き
・手足や体の一部がつる
・顔面が真っ白
・皮膚が冷たい
・腹痛、吐き気、嘔吐
・めまい、たちくらみ、失神


重症度Ⅱ
熱疲労

・体温が高い(40℃未満)
・頭がズキズキ痛む
・体がだるい
・判断力、集中力が低下する
・ 呼吸がはやい、脈がゆっくり
・血圧が少し下がっている
・吐き気、嘔吐、めまい
・痛みを伴う筋肉のけいれん
・脱力感
・興奮状態
・意識状態が悪い


重症度Ⅲ
熱射病

・体温が高い(40℃以上)
・意識がない
・体がけいれんする
・呼びかけに反応しない
・まっすぐ歩けない
・汗をかいていない
・皮膚が赤い
・皮膚が乾燥している
・脈がゆっくり、血圧が低い
・嘔吐、下痢